愛犬をハワイに連れて行く為には、マイクロチップをチップを埋め込まなくてはいけません。
また、海外でも読み取りができるマイクロチップでないといけないようなんです。
今回は、海外渡航準備であるマイクロチップについてまとめてみました。
ペットのマイクロチップとは?
ペットに埋め込むマイクロチップは、長さ8mm~12mm、直径2mm程度の円筒形で、アンテナとICを内蔵している「電子タグ」です。
15桁の固有の数字がデータとして記憶されていて、「リーダー」と呼ばれる専用の読取機を使ってそのデータを読み取ることができます。
残念ながらGPSの機能はありませんので、迷子になっても位置情報を把握することはできないんです。
ペットにマイクロチップを装着していれば、迷子や災害などで保護された場合、リーダーでマイクロチップの情報を読み取り、飼い主のところに戻ってきてくれます。
マイクロチップの耐久年数は30年程度で、作動に電池は必要ありません。
途中で交換する必要はないので、一度埋め込むと半永久的に使用できます。
ハワイでポピュラーなマイクロチップのメーカー
動物検疫所にお問い合わせをしました。
ISO規格のマイクロチップであれば海外でも問題なく通用するとのことでした。
日本で販売されているマイクロチップは、ほぼISO規格だそうです。
現在、国内ではDATAMARS社アイディール、AVID社マイクロチップII、DESTRON社ライフチップ、TROVAN社トローバンID-162のマイクロチップ(ISO規格準拠)が販売されています。
ハワイで最もポピュラーなマイクロチップはAVID社マイクロチップです。
今からマイクロチップを入れるのであれば、AVID社のものを選ぶと間違いない気がします。
マイクロチップを埋め込む際は、ISO規格のものであるかの確認は必ずして下さいね。
既に他の規格のマイクロチップが装着されている場合でマイクロチップ番号が確認できる場合は、あらためて装着する必要はありません。
ただし、この場合は犬、猫の所有者に装着されているマイクロチップに適合する読み取り機をあらかじめ準備する必要があります。
海外渡航に持参することになります。
マイクロチップを埋め込む費用
マイクロチップ装着の費用は、マイクロチップを注射で埋め込む費用とデータを登録する費用がかかります。
マイクロチップの装着や登録の費用は,動物病院によって異なるようです。
埋め込み費用について
埋め込みに3,000円~4500円の費用がかかります。
データ登録費用について
「動物ID管理普及推進会議(AIPO)」への登録に1,000円かかります。
マイクロチップはどこに埋め込むの?
マイクロチップは動物病院で埋め込んで頂きます。
注射器のような器具を使って犬、猫であれば首の背面に埋め込まれるのが一般的です。
日本獣医学会のホームページには
「MCは動物病院で獣医師に装着してもらいます。装着の方法は、一般的な皮下注射とほとんど変わらないため、動物への負担はそれほどありません。
また、装着されたMCは、動物の体の中を移動しないように表面に特殊な加工がされています。
安全性についても、さまざまな臨床試験が行われて証明されています。」と記載されていました。
まとめ
現在国内で販売されているマイクロチップはISO規格のものがほとんどのようですが、ハワイで多いAVID社のマイクロチップが確実で良いと思いました。
もうすでに別の規格のマイクロチップを入れられている場合は、リーダーのレンタルもあるようですので必ずリーダーを持参して渡航して下さいね。