愛犬とハワイに行くためにはやる事がいっぱいで、頭がごっちゃになってきました。
なので、簡単にやるべき順番でまとめてみました。(^-^)
①マイクロチップ装着
ハワイで最もポピュラーなマイクロチップはAVID社マイクロチップです。
今からマイクロチップを入れるのであれば、AVID社のものを選ぶと間違いない気がします。
マイクロチップを埋め込む際は、ISO規格のものであるかの確認は必ずして下さいね。
②狂犬病の予防接種
生後91日目以降に狂犬病ワクチンを接種します。
狂犬病ワクチンは、不活化ワクチン又は遺伝子組換えワクチンであること(生ワクチンは認められていません)。
③狂犬病の予防接種の再接種
1回目の接種から30日以上、1年以内に狂犬病ワクチンを再接種する。
④採血及び狂犬病の抗体価測定
2回目の狂犬病予防接種後、血液を採取し、日本が指定する検査施設で狂犬病の抗体価検査を受ける
(血清1mlあたり0.5IU以上であること)。
検査結果は採血日から2年間有効です。
狂犬病に対する抗体価の測定は、農林水産大臣の指定する検査施設で行う必要があります。
また、血液を採取する際は、マイクロチップが読み取れることを確認してください。
採血時期は2回目ワクチン接種後、7~14日頃が適期です。
日本が指定する検査施設
一般財団法人 生物科学安全研究所(外部リンク)
Research Institute for Animal Science in Biochemistry & Toxicology
住所 :〒252-0132 神奈川県相模原市緑区橋本台3丁目7番11号
(3-7-11 Hashimotodai, Midori-ku, Sagamihara, Kanagawa, 252-0132, Japan)
TEL :+81 (0)42 762-2819 FAX :+81 (0)42 762-7979
E-mail :rabies@riasbt.or.jp
検査料金
1検体当たり、13,000円(消費税等含む)。
先払いとなって今す。振込証明のコピーを血清、申請書とともにご送付して下さい。
身体障害者補助犬法第2条に規定する盲導犬、介助犬、聴導犬並びに救助犬の場合は、検査料金の免除がありますので、施設にお申し出下さい。
⑤混合ワクチンの予防接種
レプトスピラ症を予防が入っている混合ワクチンを摂取する
狂犬病以外の予防注射を実施していないことにより、輸入を認められなかったり、係留期間が長くなったりすることはありません。
しかしながら、飛行機による輸送や環境の変化によるストレスから、また長期の係留期間となった場合、思わぬ病気(特に感染症)にかかることが考えられますので、狂犬病以外の予防注射(犬ではジステンパー、伝染性肝炎、パルボウイルス感染症の3種混合、パラインフルエンザ、レプトスピラ症、コロナウイルス感染症等、猫では、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス、猫汎白血球減少症の3種混合等)や寄生虫駆除について、かかりつけの獣医師と相談のうえ、事前に接種、投薬することをお勧めします。
⑥健康診断と検疫所に輸出検査の届出
事前(7日前まで*)に輸出検査を受ける動物検疫所に連絡する。
(*相手国の入国条件によっては、早めの連絡が必要になる場合があります。)
出国の7日前までに空港に犬の届け出申請を行わなければいけませんので、絶対に日にちを間違えたりしないように、余裕を持っスケジュールを立てて下さい。
こちらとは別に、帰国の際の届け出も必要です。
それが40日前までなので、日本出国と帰国時の届け出は同時進行した方がいいようです。
日本を出発するまでの2週間以内にノミやダニの駆除も忘れず行ってください。
そして念のため、健康診断も受けておきましょう。
こちらが輸出検査申請書です
⑦出発日当日の輸出検査(輸出検疫証明書を取得)
輸出検査の届出を出すと動物検疫所から連絡があります。
そして、空港内にある動物検疫所で輸出検査を受けます。
出発日前日に検査を受ける事ができるようなので、一度確認してみて下さいね。
滞在する国より違うようなので必ず確認して下さい。
動物検疫所での輸出検査時に開業獣医師及び検査施設発行の証明書を提出し、動物検疫所発行の輸出検疫証明書を取得します。
この輸出検疫証明書は帰国の際の手続きにも必要になりますので、大切に保管して下さい。
以上、日本出国の手続きの流れになります。(^ ^)