犬の僧帽弁閉鎖不全症とは、
僧帽弁閉鎖不全は老齢の小型犬での発症が多い心臓の病気で、心臓の左心房と左心室の間に位置する僧帽弁(血液を送り出すために開いたり閉じたりする機能を持つ弁)が、なんらかの原因で変性し、閉鎖不全が生じるために起こる病気です。
犬種では特にマルチーズ、ヨークシャー・テリア、シーズー、キャバリアなどに発症が多いといわれています。
原因
心臓の左心房と左心室の間に位置する僧帽弁(血液を送り出すために開いたり閉じたりする機能を持つ弁)が、なんらかの原因で変性し、閉鎖不全が生じるために起こります。僧帽弁の閉鎖不全が起こると、左心室から左心房へ血液が逆流し血液の循環不全がおこるためさまざまな症状が引き起こされます。
症状
多くの場合、発症初期段階では症状がなく、動物病院での診察の際に心雑音(心臓の中を血液が流れる時に生じる異常な音のことで、MRでは心臓が収縮する際に血液が逆流する音)が聴取されます。
進行すると運動する事を嫌がったり、ゼーゼーといった喉につかえるような咳をしたり、激しい運動や興奮時に倒れたりする症状がみられることがあります。さらに重症になると、肺水腫(肺に液体がたまり、酸素と二酸化炭素の交換がスムーズにいかなくなるため、呼吸が苦しくなる病気)や呼吸困難、チアノーゼ(舌の色が紫色になる)などの症状を起こし、死に至る場合もあります。
みんなのどうぶつ大百科より引用しております。
とても分かりやすいのでそちらもご覧下さい。
9月になって咳をするようになったんですよね。
はじめは、軽く咳が出ていたのですが…
数日後には咳が増え始め、咳が止まらない状態に…
夜通し咳をしていて…
数日間で急激に悪化( ;∀;)
朝を待って病院に駆け込みました。
その時にレントゲンを撮って頂いて、心臓がかなり大きく肥大している!状態だと分かりました。
無症状の状態で心雑音があると言われて2ヶ月後のことです。
そして、薬により治療を開始しました。
その時に絶対守って欲しいことがありますと…
お薬は一度始めるとやめることができないこと、やめてしまうと状態が悪化してしまう恐れがあると言うこと。
例えると、ゴムをビーンと引っ張ると伸びますよね。
お薬をやめることはその張ったゴムの手を離すことと同じだそうです。
とういうことは逆に悪化するってことですよね?
責任重大です!
それから…
お薬を開始し、咳はおさまり、時々咳が出る程度になりました。
ただ、朝方に咳をしているので、そこが気になると先生に言われました。
心臓の状態が良くないと痰を吐き出すような咳が、主に興奮時や、夜〜朝方に認められるそうです。
この先生の気になるって言うことが、後々、悲しいことにことごとく当たっていくんですね… (u_u)
そんなこんなで
このような状態で1ヶ月が過ぎて行きました。
つづく…